「《大・好・き エジプト》EXホテルの眺めの良い部屋に泊まる悠久のエジプト8日」(日本旅行)に参加。「ギザの三大ピラミッド」「アスワン」「アブシンベル」「ルクソール東岸・西岸」「サッカラ・ダハシュールのピラミッド」「メンフィス」「カイロ」など観光、"悠々の歴史を訪ねるエジプトの旅"となりました。 -2007.11.17~11.24-
絵葉書
カイロ(Cairo)→ ✈ → アスワン(Aswan) -2007.11.19-
アスワンは、カイロの南899km、ナイル川の東流域に位置。1年を通して太陽が輝き、乾燥し、暖かい気候に恵まれた美しいリゾート地です。古代エジプトの政治・軍事上の中心地でした。「アスワン遺跡」と「アスワンダム」で知られる。ラムセス2世の建てた「アブ・シンベル神殿」や最大級になるはずだった「切りかけのオベリスク」と呼ばれる石切り場が有名。
アスワンの町から南へ約1kmほどのところに古代エジプトの花崗岩の石切り場がある。ここにある「切りかけのオベリスク」。3面は切り取られているが底面が岩盤とつながったまま未完成のまま残されている。18~19王朝のもので、重さは約1170t、高さは40mを超えるもので、完成していれば、エジプトでも最大級のオベリスクになっていたそう。
アスワン(Aswan)→ ✈ →アブシンベル(Abu Simbel)
エジプト南部、スーダンとの国境近くにある長い間砂の中に埋もれ、19世紀になってようやく発見された「アブ・シンベル神殿 」。ラムセス2世によって造られた世界最大の岩窟神殿。1年に2回、春分、秋分の日に起こる数分間のみ、入り口から差し込んだ朝日が一番奥の突き当たりにある像を順番に照らしていく現象が起こる。1954年「アスワンハイダム」の建設計画により水没の危機に瀕したがユネスコによる国際的な救済活動が行われ、5年をかけて移築された。これをきっかけに世界遺産が創立された。世界遺産の象徴的存在。
ラムセス2世がエジプトの国力を誇示するため、戦略上の要の地であるアブ・シンベルに巨大建築を建設したともいわれている。ナイル川にせり出した岩山を掘削して造られた岩窟神殿で、神殿正面には高さ約22mもあるラムセス2世の座像が4体並び、足元には彼の母や王妃、息子、娘などの小さな立像がある。
「ラーホルアクティ神」
脚元にはラムセス2世の子供の像
「大神殿」内部は撮影禁止なため、写真は全て絵葉書です。
「大列柱室」
奥行き16.7m、幅18m、像の後ろに立つ柱の高さ9.14m。両手を組み合わせたオシリス神のポーズを取るラムセス2世の像が左右に4体ずつ並ぶ。天井には羽を広げたハゲワシの姿をしたネクベト女神が描かれている。
カデシュの戦い
(エジプトとヒッタイトの戦い)
紀元前1274年に起こった
「カデシュの戦い」でのラムセス2世
「至聖所」
神殿最奥部に4人の神像が祀られている。向かって右から「太陽神ラー・ホルアクティ」、「神格化されたラムセス2世」、「王の守護神アメン・ラー」、「メンフィスの守護神プタハ」。これらの像は、年に2回、朝日によって照らし出されるように設計されており、神殿入り口から至聖所まで一直線に伸びる陽光は神秘的。ちなみに、左端の「プタハ神」は地下に住んでいる神であるため、光が当たらないようになっている。
ラムセス2世が愛する王妃ネフェルタリに捧げられた「小神殿」。神殿の正面に、2体の王妃ネフェルタリの像と4体のラムセス2世の像があり、ネフェルタリの像の両サイドをラムセス2世が挟むように並んでおり、その姿は圧巻。また、像の足元には、彼らの子どもたちが並んでいる。像の高さは10mほど。
「小神殿」内部も撮影禁止なため、写真は全て絵葉書です。
「小神殿の内部」
列柱室は、奥行き10.8m、幅11m、高さ3.17m。左右に3本ずつハトホル柱(牛の耳をもつハトホル女神の顔を柱頭とする柱)が並んでいる。壁や柱には、レリーフが描かれており王妃とラムセス2世が対等に描かれている。
「ハトホル柱」
(牛の耳をもつハトホル女神の顔を柱頭とする柱)
古代エジプトの女神。ホルスの母、ときに妻ともされる。世界を生み出した天の雌牛、愛と幸福の女神、鉱山の守護神、養育神など多様な性格をもち、イシスに次いで広く崇拝された。ギリシアで、アフロディテと同一視される。しばしば雌牛の頭部をもつ姿で表され、その頭部を用いた装飾柱は〈ハトフル柱〉として知られる。 -世界大百科事典 第2版-
「ネフェルタリの戴冠式」
ハトホル女神(左)とイシス女神(右)が手にアンクを持ちネフェルタリの王妃としての戴冠式を行い、祝福している。
牛の姿をした「ハトホル女神」に
ラムセス2世とネフェルタリが
パピルスを捧げる姿のレリーフ
アブシンベル(Abu Simbel)→ ✈ → アスワン(Aswan)-2007.11.19-
アスワンは、カイロの南899km、ナイル川の東流域に位置。1年を通して太陽が輝き、乾燥し、暖かい気候に恵まれた美しいリゾート地です。古代エジプトの政治・軍事上の中心地でした。「アスワン遺跡」と「アスワンダム」で知られる。ラムセス2世の建てた「アブ・シンベル神殿」や最大級になるはずだった「切りかけのオベリスク」と呼ばれる石切り場が有名。市内には、アガサ・クリスティが「ナイルに死す」を執筆し、その作品の舞台となったことで知られる名門ホテル「オールド・カタラクト(Sofitel Legend Old Cataract)」も。
エンジンを使わず風と水の力でスイッーと進むエジプトの伝統的な帆掛け船「ファルーカ」でナイル川遊覧。ヌビア人の船頭さんがヌビアの歌を唄います♬
紅茶をいただきました!
ウエイターの制服、素敵💛
1899年に英国人のトーマス・クックによって建築された。また、アガサ・クリスティが「ナイルに死す」を執筆し、その作品の舞台となったことで知られた名門ホテル。レストラン「1902」でディナーをいただきました!!
上記写真:ホテルHPより転載
アスワン出発の朝、見かけた光景
ナイル川にたたずむ彼