「《大・好・き エジプト》EXホテルの眺めの良い部屋に泊まる悠久のエジプト8日」(日本旅行)に参加。「ギザのピラミッド」、「アスワン」、「アブシンベル」「ルクソール東岸・西岸」「サッカラ・ダハシュールのピラミッド」「メンフィス」「カイロ」など観光、"悠々の歴史を訪ねるエジプトの旅"となりました。 -2007.11.17~11.24-
絵葉書
カイロ(Cairo)→ 🚌 → ダハシュール(Dahshur) -2007.11.22-
カイロの南約40kmのナイル川 西岸の静寂な砂漠にある王家のネクロポリス。途中から傾斜角度が変わる「屈折ピラミッド(Bent Pyramid)」や赤みを帯びた「赤のピラミッド(Red Pyramid)」などがある。
ギザの第 1ピラミッドを造ったクフ王の父親であるスネフル王によるもの。独特な外観が特徴。高さは105m、底辺は189m。傾斜が途中で変わっており、傾斜角は54.27°、43.22°となっているため、「屈折ピラミッド」と呼ばれている。傾斜が途中で変わっているのは、以前に造られたピラミッドが崩れたため、建設途中で角度を変えたともいわれているが定かではない。
「屈折ピラミッド」と同様、スネフル王が建設。いわゆる方錐型ピラミッドとしては現存する最古のものとして知られる。基礎部分の一辺の長さ約220m、高さ約105m。傾斜角は、「屈折ピラミッド」の頂上部分43.22°と同じでゆるやか。名称は表面の花崗岩が赤く見えることに由来する。
ダハシュール(Dahshur)→ 🚌 →メンフィス(Memphis)
初代ファラオ・ナルメルが築いた古代エジプト古王国時代最初の首都 。ブタハ神を祭る美しい町として繫栄したが、現在は野外博物館(メンフィス博物館)となっている遺跡が主で、「ラムセス2世の巨像」や「アラバスター製のスフィンクス」などが往時の面影を残している。
新王国時代に絶大な権力を誇ったラムセス2世が、プタハ神殿の入り口に建立した巨像。地震により足首から下が破損したため現在は横たわるようにして保存されている。頭に二重冠をかぶり、腰には短剣をさしている。
全長10.3m、石灰岩製。
ラムセス2世がプタハ神殿に奉納した高さ7mの立像。通常ファラオの像は上下エジプトを表す二重冠を頂くが、この像は上エジプトの象徴である白冠だけかぶっているのが特徴。ラムセス2世の名が書かれているが、実際には、別のファラオの像の名前だけ書きかえさせたのだという。
アラバスター製(大理石の一種)のスフィンクスで、ギザのスフィンクスに次ぐ国内で2番目の大きさ。全長8m、高さ4.25m、重さは80t。新王国時代第18王朝のアメンヘテプ2世が造ったとされる。アラバスターの彫刻としては国内最大。
のどかな田舎の町
ロバに乗ってゆったり
メンフィス(Memphis)→ 🚌 →サッカラ(Saqqara)
古代エジプトの王都メンフィスの西に広がる大地。メンフィスのネクロポリス(古代の墓地)として数多くのマスタバ墳やピラミッドが造られ、エジプトで最初に造られたといわれるピラミッドであるジェセル王の「階段ピラミッド(Pyramid of Djoser)」がある。
紀元前2650年頃、第3王朝第2代ファラオのジェゼル王によってエジプトで初めて建てられた、世界最古の石造建築物でもあるピラミッド。その名の通り階段状になっており、段数は6段あり、高さ62m、東西は125m、南北は109mあり、底面は長方形。周辺に葬祭殿や王宮、寝殿ピラミッドなどの建造物を同時に造った。これらを合わせて「ピラミッド複合体」と呼ぶ。
コブラの壁と
階段ピラミッド
当時の王宮のスタイルを模した入口
列柱廊
サッカラ(Saqqara) → 🚌 →カイロ(Cairo)