北欧4カ国「デンマーク」・「ノルウェー」・「スウェーデン」・「フィンランド」を周遊。:「やすらぎの旅北欧4カ国周遊9日間」 trapics -2017.06.09~2017.06.17-
阪急交通社HPより転載
フィンランド
首 都 : ヘルシンキ
公用語 : フィンランド語、スウェーデン語
ヘルシンキ市内観光とオプショナルツアー「スオメンリンナの要塞」へ。北欧の旅最終日。
-2017.06.15-
フィンランドの首都。フィンランド湾に面した小さな半島に位置し、「バルト海の乙女」や「北欧の白い都市」などと呼ばれる。また、街にはマリメッコやイッタラ、アルテック やアラビアなどの有名ブランドのフィンランド・デザインが溢れている。
白亜の外壁と緑色のドームのコントラストが美しい大聖堂。ドイツ人建築家のカール・ルートヴィッヒ・エンゲルが設計し、1852年に竣工。1917年帝政ロシアからの独立まで「聖ニコライ教会」とよばれていたが、1959年に「大聖堂」が正式名称に。現在も福音ルター派の総本山として機能。
ヘルシンキ大聖堂に隣接したこの広場は、ヘルシンキで最も古い歴史地区。御影石が敷き詰められたフィンランド最大の市民広場。広場の真ん中に立っているのはロシアの皇帝アレクサンドル2世。
ヘルシンキ中央駅
(Helsingin rautatieasema)
街の様子
街をトラムが走る
フィンランドを代表する作曲家:ジャン・シベリウス(Jean Sibelius)を記念して建てられた公園。彼の80歳の誕生日を記念して1945年に命名された。公園の名の由来にもなっているジャン・シベリウスのユニークな形の顔面彫刻と銀色のステンレスパイプの巨大なモニュメントがある。
「Passio Musicae」
このモニュメントは、フィンランドの女流現代彫刻家エイラ・ヒルトゥネン(Eila Hiltunen)が「Passio Musicae」という題で制作した作品で1957年9月7日に除幕された。600本以上のステンレスパイプの組み合わせ。高さ8.5m、幅10.5m、奥行6.5m、総重量は24t。
パイプオルガンをイメージしたモニュメント?と思いましたが、調べてみたら製作者エイラ・ヒルトゥネンによると、このモニュメントは「森」をイメージしているとのこと。
一本づつのデザインに意味がありそうです
「シベリウスの肖像彫刻」
女流彫刻家のエイラ・ヒルトゥネンの作品(1967)。顔のまわりにあるものは"音楽"を表しているとのこと。
岩盤を繰り抜いた地下空間に埋もれる形で実現した近代建築の教会。フィンランド人の建築家、ティモ、トゥオモ・スオマライネン兄弟が設計。1969年に完成。外観はドーム屋根が覗かれるだけでだれも教会だと気づかないほど。中に入ると、岩肌がむき出しになった丸い空間にリボン状のスリットから光が降り注ぎ、神秘的な雰囲気。また、この教会は「ロックチャーチ」と呼ばれていて、魅力あるフィンランド建築として世界的な名声を得ている。
上記写真:絵葉書
教会入口
聖堂内は岩肌に囲まれている
上記写真:絵葉書
天井には直径24mの「太陽」をあらわす銅板と
180枚の天窓からこぼれる自然の光が神秘的。
金色に輝くパイプオルガン。
フィンランドの玄関口。世界遺産スオメンリンナ島などへ向かう近距離フェリーから、サンクトペテルブルク・ストックホルム・タリンなどバルト海沿岸の近隣諸国を目指す豪華客船までさかんに行き交っている。
オールドマーケットホール
(Vanha Kauppahalli)
1889年にオープンした歴史ある赤煉瓦の建物
真中に見える教会
北欧最大のロシア正教の教会
ウスペンスキ寺院〈Uspenskin Katedraali〉
たくさんの人が行き交っています
近距離フェリーもいろいろ
ストックホルムから乗ってきた
タリンクシリアライン
「セレナーデ号」が停泊
エテラ港から市営のフェリーボートで約15分と気軽に行ける世界遺産に指定された群島。ヘルシンキ近郊には、6つの島が存在しており、これらの島々には、18世紀頃に建てられた海上の要塞が残されている。これらの要塞は、かつてフィンランドを統治していたスウェーデンがロシアに対抗するため建設を始めた軍事要塞。岸辺には砲台や潜水艦、壁跡などが残る。1991年、「スオメンリンナの要塞」として世界文化遺産に登録された。
スオメンリンナ博物館(観光案内所)
要塞の石壁が迷路のよう続く
潜水艦「ヴェシッコ号(Vesikko)」
第二次世界大戦中に旧ソ連の戦艦を迎撃したフィンランド海軍潜水艦。現在は内部の様子がミニ博物館として公開されている。
ピクニックを楽しむ親子も
灯台の役割も果たす
スオメンリンナ教会
クスターンミエッカ(Kustaanmiekka)の堤防
ヘルシンキ湾に向けられた大砲