クロアチア・スロベニア・ボスニアヘルツェゴビナ10日間( trapics )の旅。 -2015.07.16~2015.07.25-
モンテネグロ
首 都 : ポドゴリツァ
公用語 : モンテネグロ語
上記地図:クロアチアツアーズHPより転載
クロアチア(Croatia):ドゥブロブニク(Dubrovnik) → 🚌 → モンテネグロ(Montenegro):コトル(Kotor)
→ 🚌 → ドゥブロブニク(Dubrovnik) -2015.07.21-
車窓から
コトル湾の最奥に位置しているコトル旧市街は、背後に迫る山の狭間で、古くから城塞港湾都市として栄え、山に沿って築かれた城塞が残り、石畳の路地が走る旧市街には歴史的建造物や美しい教会が。コトルの自然と文化歴史地域は1979年と2003年に「コトル地方の歴史的建造物と自然」として世界文化遺産に登録。
コトル湾に面した正門は別名「海の門」と呼ばれている。1555年建造。
「ライオンのレリーフ」
正門(海の門)のそばに翼がついたライオンのレリーフがある。これはヴェネツィアの守護聖人聖マルコのシンボルで、コトルが1420~1797年の間ヴェネツィアの支配下に置かれていたことの名残であるとのこと。
「武器の広場」(Trg od Oružja)
広場には観光客とウェディング姿の花嫁が
「時計塔」(kula gradskog sata)
コトルのシンボルとも言われている。
1602年に建てられた。
ピマの館(Pima Palace)
ローマカトリック教会の大聖堂。コトルの守護聖人トリフォン(トリプン)を祭る。9世紀の教会に起源し、12世紀にロマネスク様式で建造された。
1195年、カトリック教会として建立、その後に正教徒の教会へ。
「至聖所」と「聖所」を隔てる壁
「イコノスタス」
創建当時のフレスコ画が残る
「聖ルカ教会」と同じく東方正教会。元々12世紀初めに建てられた教会だったが、19世紀に起こった火災で焼け落ちた。火災後の修復は1902年に始まり、今の姿へと完成したのが1909年。
入口上の聖ニコラスのモザイク画
祭壇
ゴージャスなイコン(正教会の宗教画)が
飾られている
カトリックのフランシスコ会女史修道会の礼拝堂。聖クララが守護聖人。
1732年、グルグリナ家) のマルコ・グラグリン(Marko Grgurina)よって建てられた。成熟期の典型的なバロック様式。現在この宮殿は、海洋博物館になっている。
「カランバナ井戸」(Karampana Wel)
海洋博物館の左にある。17世紀に作られ、20世紀まで旧市街の唯一の飲料水源。この井戸は鉄を精巧にねじり曲げたバロック様式で、吐き出し口は龍の頭のように見える。
石畳が美しいコトルの街
街の背後にそびえる山の斜面にある城壁は、ヴェネツィアによって築城された。9世紀にその建設が始まり、15世紀頃に現在の姿が完成したと言われている。全長約4.5kmにもおよび、山の頂上まで続いている。頂上にそびえる「聖ジョバンニ要塞」がある地点は海抜約260m、到着するまでに1355段もの階段がある。
モンテネグロ南西部にある、アドリア海東岸にあるモンテネグロの「コトル湾」。くびれた海峡により四つの内湾に分かれ、珍しいほど複雑に入り組んだ地形が特徴的。湾一帯は海岸まで迫る山と静かな海が調和した景勝地で「世界一美しい湾」とも称される。
豪華客船も停泊
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