広島から瀬戸内海に面した街、古寺がたくさんある歴史情緒あふれる街、坂の街、文学の街、映画の街など様々な表情を持っている「尾道」へ。お寺巡りを中心に街を散策、ランチは「尾道ラーメン」。2万歩ほど歩きました💦 が、お天気も良く、ゆったりとした時間を楽しみました♬ -2019.12.04-
「米瑠山天神坊大山寺」と称し、平安時代前期創建、延久年間(1069~1074年)に中興され、承安5年(1175年)再建したと伝えられている。また、延喜元年(901年)菅原道真公が九州筑紫へ赴くとき、当浦に寄られ、袖に御自筆の御影を描き村人にお渡しになられた。その後境内に、社が建立され「御袖天満宮」と呼ばれ別当寺となりました。境内東側には霊験あらたかな「日限地蔵尊」をお祀りしている。前面の6体のお地蔵様は、心願成就の「重軽地蔵」とも呼ばれる。隣接の「庚申堂」には珍しい青色金剛神をお祀りしている。~尾道七佛めぐりHPより抜粋転載~
大山寺(真言宗)
古くから「天神坊」とも呼ばれ、西隣の御袖天満宮との深い関係をしのばせている。開基の詳細は不明であるが、平安時代の初期、空海(弘法大師)入唐の頃には既に開かれていたと伝えている。延喜元年(901)菅原道真が太宰府へ流されるとき尾道に船を寄せたという話は、当地では有名な伝説であるが、これはこの寺にも深い関係がある。延久(1069-1073)の頃に、西国寺の慶ばんが多くの末寺を建てているが、この寺もその頃興されたものと思われる。寺の慶ばんが多くの末寺を建てているが、この寺もその頃興されたものと思われる。寺に祀られている日限地蔵は心願成就の守り本尊として参詣祈願する人が多い。~下記案内板より転載~
境内案内図
「本堂」(持仏堂)
本尊胎蔵:大日如来
「納骨堂(六角堂)」(右)
「鐘楼堂」(左)
「鐘楼堂」
「梵鐘」
NHK朝ドラ「てっぱん」の梵鐘。ヒロインあかりのお父ちゃんの悪友、隆円さんのお寺の舞台となった。ドラマの中であかりが突いた「梵鐘」。
「庚申堂」
「三猿」
「見ざる、言わざる、聞かざる」とは真逆の「見てご猿、言うてご猿、聞いてご猿」世の中の正しいことを「よく見よう」「よく言おう」「よく聞こう」という願いがこもっている。
「御袖天満宮」へ
菅原道真公が筑紫の国・太宰府に赴かれる時、この地の里人(尾道の旧家・天神金屋の祖という)が麦飯と醸酒を供したところ、菅公はこの歓待をお喜びになり、自らの衣の片袖を裁ち、そこに自らのお姿を描き与えたという。延久年間(1069~1074年)祠を建ててお祀りし、これが「尾道御袖社」の起源。その後「御袖天満宮」と奉称した。~御袖天満宮HPより抜粋転載~大林宜彦監督の映画「転校生」の階段落ちのシーンやアニメ「かみちゅ!」などにも登場、ロケ地めぐりの人気スポットにもなっている。
「拝殿」
「手水舎」
「石段」
社前の「石段」は、大林宣彦監督の尾道三部作の第1作、映画『転校生』で主人公の一夫(尾美としのり)と一美(小林聡美)が転がり落ちて入れ替わる印象的なシーンに登場。長さ5.2mもの一本石で造られた55段の美しい石段。
尾道の遠足は、こちら“尾道(Dec.2019)”へ。