ゴールデンウィーク真っ只中でしたが、「ズーラシア」は割とゆったり見学でき、童心に帰って楽しめました!! 「ズーラシア」のあと、すぐ近くの「里山ガーデンフェスタ」へ。昨年に引き続き、春二度目の訪問です。-2019.05.01-
「生命の共生・自然との調和」をメインテーマに掲げる「よこはま動物園ズーラシア」。 この「 ズーラシア(ZOORASIA)」という愛称は、動物園(ZOO)と広大な自然をイメージしたユーラシア(EURASIA)の合成語で、平成8年(1996年)秋に市民公募で選ばれた。~よこはま動物園ズーラシア公式サイトより転載~
インドゾウ
現存するアジアゾウ4亜種のうちの一つ。牙は雌雄共にある。森林に棲み、普通、雌は10~20頭の母系家族群をつくって、雄は単独か数頭で行動。成獣は一日に100kg以上の木や草を食べると言われている。
マレーバク
現存するバク4種のうち唯一アジアに生息しており、バクの仲間では最も体が大きいことで知られている。他のバクと違って、体の色が黒と白のツートンカラーになっているのが特徴。熱帯雨林の森の中で単独で生活していて、木の葉や草などを餌としている。水辺を好み、泳ぎも巧み。
スマトラトラ
トラの一亜種で、現存するトラの中では最も南に分布。トラの中では最も小型で、体色に茶色味が強く、頬の毛が長いのが特徴とされている。
インドライオン
インドにすむライオンの亜種で、アフリカのライオンと比べると、やや小柄で概してたてがみが短く尻尾の房毛が長いと言われている。また、下腹部にひだ状の皮膚のたるみがあることも違いの一つといわれている。昆虫類からハ虫類、大型草食獣まで様々なものを食べる。
ゴールデンターキン
ターキンには4亜種が知られているが、そのうちの中国陝西省に産する亜種で、全身が金白色をしている。標高2,000~3,000mの急峻な山地の森林に小群で棲んでおり、木の葉、草などを食べる。群は家族単位で1頭の雄が複数の雌を率い、外敵等から群を守りる。
レッサーパンダ
ネパールからインドにかけて分布するものと、中国に分布するものの2亜種が知られている。標高1,800m~4,000mの竹の多い林に棲み、竹やタケノコを始め、木の葉やドングリ、果実、小動物などを食べている。木登りが得意で、一日のほとんどを木の上で休息して過ごす。やはり休息していました。
アムールヒョウ
ロシア沿岸地方(中国、北朝鮮との国境付近)のタイガの森にあるケドロバヤ・パシ自然保護区に生息。最も北に分布するヒョウの仲間で、体長も最大級。寒い地方に適した長くて厚い毛をもっている。夏毛は赤味がかった黄色、冬毛は明るい黄白色。
フンボルトペンギン
ペルーとチリの沿岸をフンボルト海流に沿って南北に分布。繁殖地ではコロニーを形成し、岩の割れ目や砂に掘った穴で営巣し、抱卵、育雛は雌雄が協力して行う。
ホッキョクグマ
陸上最大の肉食動物。これが得られない時期には、鳥の卵や植物などを食べることも。冬になると北極からの氷の広がりに合わせて南へ移動し、それが後退する夏には北へと移動しますが、地域によっては沿岸部や島などで夏を過ごすものも。
セスジキノボリカンガルー
樹上での生活に適応し、前肢ががっしりし、後肢の発達が劣る。頑丈な前肢の爪で枝を握って木に登る。歩く時は後肢を交互に動かして前後に歩くことができ、他のカンガルー類ではできない。背筋に黄土色または淡い茶色の縦じまがあり、首と腰で特にはっきりしている。尾にはリング状の模様があり、その長い尾を使って、樹上でバランスを取っている。
オセロット
食肉目 / ネコ科。熱帯雨林や落葉広葉樹林、沼地、マングローブ、サバンナなど多様な環境にすんでいる。単独で暮らし、主に地上で狩りをしている。
メガネグマ
南米に生息する唯一のクマで、名前の由来となった鼻から目の周りや胸にかけて白くなっているのが特徴。この白い部分の形は個体によって大きく異なり、識別するのに役立つ。標高の高い草原地帯などにも住んでいるが、一般に標高1,800~2,700mの湿潤な森林に多く見られる。
オカピ
1901年にイギリスの探検家ハリー・ジョンストン卿によって発見された。外見からシマウマの混雑種に間違われることが多いが、キリン科に属する原種の動物。熱帯雨林で生息しており、長い舌で木の葉をたぐり寄せて食べる。雌のほうが雄よりもやや体が大きく、雄には皮膚で覆われた2本の短い角がある。本種は、1999年に当園が日本で初めて公開。
ホントになが~い舌
ミーアキャット
ミーアキャットとはオランダ語で「湖のネコ」という意味だが、実際はマングースの仲間であり、水辺にすんでいるわけでもなく、このような種名がつけられたのかは不明。5平方kmのなわばり内に5つ前後の巣を含む地下トンネルを掘って10~30頭の群れで暮らしている。
ケープハイラックス
大きなネズミのように見えるが、イワダヌキ目という独立した動物分類群に属している。分類的にはゾウに近い特徴を持つ原始的な動物で、ゾウの牙と同じように上顎の切歯は一生のび続ける。蹄のような足のツメも、ゾウと似ている。岩山の割れ目などをすみかとし、草、果実、花などを食べる。
ライオン
ネコ科の動物は通常単独で生活するが、その中でライオンは唯一群れを作る。群れは「プライド」と呼ばれ、1~7頭のオス、血縁関係のある複数のメスとその子どもたちで構成される。
チーター
時速100kmを超えるスピードで猛ダッシュして獲物を捕らえるが、最高速度を維持できるのは200~300mと短距離に限られている。小さな頭、長い四肢や収納せず出たままの爪など、身体の各部は速く走るために特化しているためきゃしゃなつくりになっていて、同じ肉食獣でもライオンやハイエナなどに追われてしまう。
ヒガシクロサイ
サイの角をよく見ると、毛のような繊維状のものが束になっている。これはケラチンを主成分としていて、ヒトの髪の毛やツメと同じようなもの。産まれたときは生えていないが、一生伸び続けるため、時には1mを超える角を持つ個体もいる。
キリン
世界一背の高い動物で、生まれたばかりの赤ちゃんでも約2m。ツノは頭の上に1対ある「主角」、おでこに1本だけある「前角」のほか、主角の後ろに1対の「後頭角」がある(亜種によって違いがあります)。胃は4つに分かれていて、一度食べた食べ物を胃から口に戻して噛みなおす「反すう」という行動をするため、キリンの長い首を観察していると、食べ物が昇り降りする様子が見られる。また、歩き方にも特徴があり、片側の前肢と後肢を同時に進める「側対歩」という歩き方でゆったりと歩く。
「ズーラシア」の北門を出て、「里山ガーデンフェスタ」へ。
「里山ガーデンフェスタ」は、花と緑を愛する人の心をつなぎ、自然環境を育む横浜市の取組「ガーデンネックレス横浜2019」の見どころとして、市内最大級10,000㎡の大花壇や、アンバサダーの三上真史氏がデザインしたウェルカムガーデンなどを公開。 -2019.05.01- 昨年に引き続き、春二度目の訪問です。
谷戸の菜の花畑と鯉のぼり