大嘗宮 (東京都千代田区)


「大嘗宮」は、天皇陛下がご即位の後、初めて新穀を皇祖・天神地祇に供えられ、自らもお召し上がりになり、国家・国民のためにその安寧と五穀豊穣などを感謝され、ご祈念になる大嘗祭の中心的な儀式、「大嘗宮の儀」のために造営されたもの。「大嘗宮の儀」では、2019年11月14日の夕方から夜にかけて、「悠紀殿供饌の儀」(ゆきでんきょうせんのぎ)が行われ、翌15日の暁前に「主基殿供饌の儀」(すきでんきょうせんのぎ)が行われた。この「大嘗宮の儀」舞台として皇居・東御苑の旧江戸城天守閣跡の脇に建設された「大嘗宮」は、約90メートル四方に「悠紀殿」、「主基殿」と呼ばれる「社殿」など大小30余りの建物が並び、2019年11月21日(木)から12月8日(日)までの18日間、一般公開され、一般公開後に取り壊される。 -2019.11.29-

参観経路

進入コース地点

「坂下門」

「宮内庁庁舎」

「富士見櫓」

「富士見櫓」(皇居東御苑)は、江戸城本丸東南隅に位置し、江戸城遺構として残る唯一の三十櫓。現存する三重櫓は、1657(明暦3)年の明暦の大火(振袖火事)での焼失後、1659(万治2)年の再建。どの角度から見ても同じような形から見えることから、「八方正面の櫓」の別名も。天守焼失後の「代用天守」の櫓ともいわれている。


大嘗宮平面図

「南神門」

「大嘗宮」の中心部分を長方形に仕切る紫垣の東西南北及び雨儀御廊下の中央に設けられた5つの門の一つ。

「南神門」を右側から

「南神門」を左側から

「膳屋」(かしわや)

神饌を調理した建物

「西神門」

帰路は、日比谷通りまでキレイに紅葉していた❝いちょう並木❞を見ながら丸の内仲通りの「RUGBY BENCH ART」へ。東京駅から皇居東御苑、丸の内仲通り をご覧ください!!