「菜の花公園」は、「 菜の花畠に入り日薄れ」で始まる唱歌「朧(おぼろ)月夜」の舞台となったところ。毎年5月の連休に「いいやま菜の花まつり」が開催され、千曲川も眺望することができる菜の花公園は、千曲川と残雪抱く山脈を背景に約13haもの黄金色の菜の花畑が広がる。 -2015.05.02~03-
こいのぼりと競演♬
斑尾方面を望む
眼下には千曲川が流れる
千曲川に架かる赤い鉄橋「大関橋」
「朧月夜」の石碑
長野県中野市(旧豊田村)出身の国文学者にして作詞家である高野辰之作詞の唱歌「朧月夜」の石碑。
福島新田地区の「阿弥陀堂」映画のロケ地へ。山里の奥にある「阿弥陀堂」は、映画「阿弥陀堂だより」 のロケのために作られたとのこと。寺尾聡、樋口可南子主演の映画「阿弥陀堂だより」は、芥川賞作家、南木佳士の同名小説を映画化したもの。「阿弥陀堂」の近くにある棚田は「日本の棚田百選」 に選ばれている。
「万仏山」・「石仏」
「阿弥陀堂」
映画「阿弥陀堂だより」(2002年公開・小泉堯史監督)のロケ地となった、のどかな風景の中に佇んでいる。全国有数の巨大な「神戸の大イチョウ」が近くにあり、全国棚田百選に選ばれた「福島棚田」が眼下に広がる 。
「福島棚田」
石垣が特徴的
「犬飼神社」
日本で唯一、村の名前に「温泉」がついている野沢温泉村。冬の間は雪に覆われるこの地に湧き立つ温泉を発見したのは、聖武天皇(724~748年)の時代の僧・行基であるという説、また修行中の山伏が見つけたという説など諸説ある。
「双体道祖神」
「御嶽神社」
麻釜の前に鎮座する神社
「麻釜」(おがま)
野沢温泉にある30余りの源泉の一つで、100度近い熱湯をこんこんと湧出、大釜・丸釜・ゆで釜・竹のし釜・下釜の大きな湯だまりをなしている「麻釜」は、野沢温泉の奇勝の一つ。「麻釜」という名は、かつて伐り取った麻をこの湯だまりにひたし、後で皮をむいたことから。現在は麻より特産のあけびづる細工に用いるあけびづるを釜にひたす光景が見かけられる。
藩主の御殿湯だった「大湯」(共同浴場)
初の外湯めぐりしました♬
飯山駅発半日バスツアーに参加。洋画界の巨匠・岡田三郎助が「丹い霞がたなびいているようだ」と言わしめた「丹霞郷」。信越五岳の残雪を背景に薄紅色の桃の花畑が広がる。リュウキンカとコブシの花が咲く黒姫山麓の「 牡鹿湿原」。北信五岳道路は、りんごの花々が咲き誇る眺望ルート。「北信五岳道路りんご畑」→「丹霞郷」→「御鹿湿原」→「道の駅しなの」
倉井大原地区を通る「北信五岳道路」沿いは辺り一面「りんご畑」に囲まれており、5月上旬、花の咲く頃雄大な「北信五岳」を背景に見事な風景が。
リンゴの花と北信五岳
リンゴの花
芽から5~6つが放射状にまとまって咲く
長野県北部に位置し、北に飯綱山、戸隠山、黒姫山、 妙高山、斑尾山の「北信五岳」を東に志賀の山々を遠望する景勝地。10haの広さに約1500本の桃の木があり、昭和8年、この地を訪れた洋画家岡田三郎助が「まるで丹い霞がたなびいているようだ」と言ったことから「丹霞郷(たんかきょう)」と命名された。薄紅色の桃の花が咲き競う。4月下旬が見頃。
バックに「黒姫山」「妙高山」
桃の花
真っ白なコブシと黄色いリュウキンカの花の群生地。花がいっせいに開花する4月下旬~5月上旬が見頃。
リュウキンカの黄色い絨毯と、
その向こうに望む「黒姫山」
白い花はコブシ
リュウキンカ(立金花)
イギリスやヨーロッパ大陸の山地の湿った草原や湖沼畔に生える、小型のキンポウゲの仲間。リュウキンカの名を冠しているが、リュウキンカ属ではなく、キンポウゲ属の植物。
オオヤマザクラと妙高山
創作人形作家、高橋まゆみさんの作品を常時約100体展示する「高橋まゆみ人形館」、長野県飯山市に2010年4月開館。人形の世界と、その舞台であるふるさとの原風景が同時に楽しめる。館内には3つのギャラリーがあり、常時100体前後の高橋まゆみ人形作品が鑑賞できる。田舎の風景におじいちゃん、おばあちゃん、こどもの姿にほっこりします😊。
写真出典:JR東日本