花の少ない時期に厳しい寒さに耐えながら、凛と咲く姿の蠟梅。標高497mの「宝登山」山頂一体の広大な園地に約800株(約3,000本)のロウバイが咲き誇り、英名「Winter Sweet(ウィンタースウィート)」と呼ばれるほどの濃厚な甘い香りに包まれる。眼下に広がる秩父の町並みや、秩父のシンボル「武甲山」、鋸状の山容をした「両神山」などの山々、青く澄みきった空、黄色の花のロウバイのコラボレーション。-2000.02.07-
ロウバイ (蠟梅)
ロウバイ科ロウバイ属で中国中部原産の高さ3~4mになる落葉低木。植物学的に梅の仲間ではなく、名前の由来として、花がロウ細工のように美しいという説と、花弁の色が蜜蝋に似ているからという説、臘月(旧暦の12月)に咲く花が梅に似ているからという説がある。「ロウバイ園」では、三品種のロウバイが植栽されている。
黄色の二種の品種、「素心」と「満月」は、見分けがつきませんでした😢。
素心(そしん):香りが良く花芯部も黄色。花びらの形は剣弁(先がとがった形)が特徴
満月(マンゲツ):素心から選抜された品種で、花は濃色の大輪。花びらの形は、丸弁が特徴
もう一種、和蠟梅(わろうばい)
基本原種で花芯部は紅紫色でやや小型
蠟梅と
武甲山や両神山、奥秩父の峰々
秩父盆地を一望
福寿草も咲いています!!