春のたよりが届きました。桜を始め、春の花がたくさん咲いていました♬ -2019.03.25-
ソメイヨシノ(染井吉野)
エドヒガンとオオシマザクラとの交雑種と考えれられている栽培品種。江戸時代後期に江戸染井村(現在の豊島区駒込)から「吉野桜」の名前で広まった。花つきがよく生育も早いことから、明治時代には全国で栽培された。海外でも多く植栽され、日本を代表する桜となっている。
オオシマザクラ(大島桜)
南関東の伊豆諸島を中心に分布。伊豆諸島に多いことが和名の由来。花には芳香があり、塩漬けにした葉で桜餅を包む。開花と同時に緑色の若葉が伸びる。
ヨウコウ(陽光)
愛媛県の桜栽培家・高岡正明によって作出された、オオシマザクラとエドヒガンの交配種「アマギヨシノ(天城吉野)」にカンヒザクラを交配して作られた栽培品種。名前は、世界の平和を願い「天地に恵みを与える太陽」という意味を持つ「陽光」と名付けたとのこと。
陽光とオオシマザクラ
ヨウコウの一種(天城吉野×寒緋桜)
「ヨウコウ」(陽光)とされていたが、近年の調査で「ヨウコウ」の特徴である萼片や小花柄に毛が確認出来なかった為、現在は「ヨウコウの一種」と呼んでいる。
シダレザクラ(枝垂桜)
エドヒガンの栽培品種。「糸桜」とも呼ばれている。親のエドヒガンの枝は上に伸びるが、シダレザクラの枝は下に垂れ下がっていく。平安時代にはすでに記録があり、古くから寺社を中心に全国各地で栽培されており、花が紅色のシダレザクラを、「紅枝垂」と呼ぶこともある。
シデコブシ(モクレン科モクレン属)
東北地方に自生する、日本固有の落葉小高木。 細長い花びらを、神前に垂れ下げる四手にたとえたのが名前の由来。12~18枚の花びらの花が春に枝いっぱいに咲く。
ボケ(木瓜)
中国原産の植物だが、日本での栽培の歴史は古く、平安時代までさかのぼる。元々は、漢方としての利用を目的に栽培されており、花を観賞するようになったのは江戸時代ごろからと言われている。
ハナカイドウ( 花海棠)
バラ科。中国原産の落葉小高木。 花が垂れ下がって咲くことから中国名では垂絲海棠(スイシカイドウ)と呼ばれ、ボタンに次いで広く愛好されており、美人の形容詞としても用いられている。
アセビ(馬酔木)
ツツジ科アセビ属。「馬」が葉を食べれば毒に当たり、「酔」うが如くにふらつくようになる「木」というのが由来。
ハチジョウキブシ(八丈木五倍子)
キブシ科、落葉低木。北海道から九州にかけて自生する日本原産の落葉低木で、地域的な変異が多く、ハチジョウキブシは1921年に八丈島で発見された品種。 春に淡い黄色のつぼ型の小花が、鎖状に房になって枝先につく。
サンシュユ(山茱萸)
ミズキ科。中国原産の落葉小高木で、江戸時代に薬用植物として渡来。 漢名の山茱萸の音読みで、グミ(茱萸)に似た渋みあのある赤い果実がつくことが名前の由来。また、春先まだ花のない時期に、黄金色の花が咲くことから、ハルコガネバナ(春黄金花)の別名がある。
ハナニラ(花韮)
ユリ科の多年草。メキシコからアルゼンチン原産の球根植物。 葉がニラに似ていることが名前の由来。うす紫色や、水色など様々な花色がある。
クリスマスローズ
ヨーロッパから西アジア原産の多年草で、レンテンローズの英名がある。 茎の先に釣鐘型の花が下向きに咲くのが特徴。クリスマスの時期に咲くバラに似た花が名前の由来。日本では春に開花するものが多い。
「丸花壇」