「平林寺」は、禅修行のための専門道場を持つ臨済宗妙心寺派の古刹。創建は今からおよそ650年程前の南北朝時代にさかのぼる。開山は当時鎌倉建長寺の住持をしていた石室善玖禅師。寺域はとても広く、境内林は約43ヘクタール。国指定天然記念物に指定されており、とりわけ紅葉は有名で秋が深まる頃には境内林が真っ赤に染まる。-2015.12.01- (「平林寺」の詳細は、神社・仏閣 平林寺 をご覧ください)
出典:平林寺パンフレット
「山門」
<県指定有形文化財(建造物)>
築350年の風格を湛える平林寺のシンボル。江戸時代前期、「平林寺」が岩槻から移転された際に、現在の地に移築された。~平林寺HPより抜粋転載~
「半僧坊感応殿」
半僧坊(はんそうぼう)とは、山(森)を護る鎮守で、衆生(しゅじょう)にご利益を施す大権現で半僧半俗の姿をした摩訶不思議な神通力を持つ守護神。起源は深奥山方広寺(浜松)の奥山半僧坊大権現。全国で30ヶ寺ほど祀られるうち、「平林寺」の半僧坊は、鎌倉建長寺とならぶ三大半僧坊のひとつとされている。
「仏殿」
<県指定有形文化財(建造物>
端正かつ威厳ある佇まい。本尊には釈迦如来坐像、脇侍には迦葉尊者と阿難尊者を祀る。扁額は江戸中期の書家三井親和(みついしんな)の揮毫。~平林寺HPより抜粋転載~
「放生池」
境内散策の憩いの場。池の水は野火止用水(「平林寺」堀)から通じ、中島には弁天堂がある。
「鐘楼」